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2024.08.23青空散歩人

2024年3月15日時点でのGoogleコアアップデート/スパムアップデートの影響と対策

目次

はじめに

2024年3月6日、Googleは定期的に行われるコアアルゴリズムアップデートとスパムアップデートを実施しました。
本記事では、このアップデートによる検索順位の変動や、低品質コンテンツへの対策強化、中古ドメインへの対策など、3月15日時点での影響と今後のSEO対策の方向性について解説します。

2024年3月6日のGoogleアップデートによる検索順位の変動

3月6日のアップデートリリース当日は大きな変動は見られませんでしたが、数日後から特定のキーワードで順位の変動が確認されています。格安シム関連のキーワードでは、一部のサイトが大きく順位を上げている一方で、クレカ系や脱毛系のキーワードではさほど変動は見られていません。ただし、3月8日頃から変動が大きくなってきているサイトもあり、今後数週間は注視が必要です。

低品質でオリジナルでないコンテンツへの対策強化

今回のアップデートでは、低品質でオリジナルでないコンテンツへの対策が強化されました。Googleは、これらのコンテンツを約40%削除すると発表しています。

AIで生成されたMFAサイトの大量削除

アップデート以降、AIで記事を大量生成し、広告収入のみを目的としたMade for AdSense(MFA)サイトが多数インデックスから削除されています。これらのサイトへの手動ペナルティも数多く確認されており、Googleのスパム対策への強い意思が伺えます。

Googleのスパム対策への強い意思

低品質コンテンツの大量生成に対するペナルティは、Googleのスパム対策への強い意思の表れと言えます。AIを使った低品質コンテンツは、今後も効果が期待できなくなるでしょう。

中古ドメインへの対策

今回のアップデートでは、中古ドメインを利用したスパム対策も強化されました。闇金融や現金化に関連するキーワードでは、中古ドメインを利用したブラックハットSEOが横行していましたが、一部のサイトで順位変動が見られました。ただし、3月9日時点では劇的な変化は確認されていません。

今後のSEO対策の方向性

コアアップデートとスパムアップデートは今後数週間かけて継続的に行われる予定です。サイト運営者は、アルゴリズムの変動に一喜一憂するのではなく、ユーザー目線に立ったコンテンツ作りを心がける必要があります。低品質コンテンツに頼ることなく、ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることが、長期的なSEO対策の基本的な考え方と言えるでしょう。

おわりに

2024年3月6日に実施されたGoogleコアアルゴリズムアップデートとスパムアップデートについて、3月9日時点での影響と対策を解説しました。引き続き、アップデートの動向を注視しつつ、ユーザーファーストのコンテンツ作りを心がけることが重要です。

この記事を監修した人
青空散歩人
青空散歩人
こんにちは、デジタルレクリム株式会社のブログ担当です。Google Analyticsを駆使し、クライアントのオンラインプレゼンスを最適化することに情熱を注いでいます。 最新のアルゴリズム変更やAIトレンドを常に追いかけ、その知見をブログ記事に反映させています。 デジタルの世界は日々進化していますが、その中でも「人間味」を失わないコンテンツ作りを心がけています。 休日はデジタルデトックスとして登山を楽しみ、自然からインスピレーションを得ています。 また読書と旅行も趣味で、新しい発見にワクワクします!