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はじめに
2024年3月6日、Googleは定期的に行われるコアアルゴリズムアップデートとスパムアップデートを実施しました。
本記事では、このアップデートによる検索順位の変動や、低品質コンテンツへの対策強化、中古ドメインへの対策など、3月15日時点での影響と今後のSEO対策の方向性について解説します。
2024年3月6日のGoogleアップデートによる検索順位の変動
3月6日のアップデートリリース当日は大きな変動は見られませんでしたが、数日後から特定のキーワードで順位の変動が確認されています。格安シム関連のキーワードでは、一部のサイトが大きく順位を上げている一方で、クレカ系や脱毛系のキーワードではさほど変動は見られていません。ただし、3月8日頃から変動が大きくなってきているサイトもあり、今後数週間は注視が必要です。
低品質でオリジナルでないコンテンツへの対策強化
今回のアップデートでは、低品質でオリジナルでないコンテンツへの対策が強化されました。Googleは、これらのコンテンツを約40%削除すると発表しています。
AIで生成されたMFAサイトの大量削除
アップデート以降、AIで記事を大量生成し、広告収入のみを目的としたMade for AdSense(MFA)サイトが多数インデックスから削除されています。これらのサイトへの手動ペナルティも数多く確認されており、Googleのスパム対策への強い意思が伺えます。
Googleのスパム対策への強い意思
低品質コンテンツの大量生成に対するペナルティは、Googleのスパム対策への強い意思の表れと言えます。AIを使った低品質コンテンツは、今後も効果が期待できなくなるでしょう。
中古ドメインへの対策
今回のアップデートでは、中古ドメインを利用したスパム対策も強化されました。闇金融や現金化に関連するキーワードでは、中古ドメインを利用したブラックハットSEOが横行していましたが、一部のサイトで順位変動が見られました。ただし、3月9日時点では劇的な変化は確認されていません。
今後のSEO対策の方向性
コアアップデートとスパムアップデートは今後数週間かけて継続的に行われる予定です。サイト運営者は、アルゴリズムの変動に一喜一憂するのではなく、ユーザー目線に立ったコンテンツ作りを心がける必要があります。低品質コンテンツに頼ることなく、ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることが、長期的なSEO対策の基本的な考え方と言えるでしょう。
おわりに
2024年3月6日に実施されたGoogleコアアルゴリズムアップデートとスパムアップデートについて、3月9日時点での影響と対策を解説しました。引き続き、アップデートの動向を注視しつつ、ユーザーファーストのコンテンツ作りを心がけることが重要です。